
🏠 はじめに
「電子レンジ」と聞くと、どれも同じように見えますが、実は大きく分けて 3つのタイプ があります。
それが 単機能レンジ ・ オーブンレンジ ・ スチームオーブンレンジ。
それぞれの仕組みや特徴を知っておくと、自分のライフスタイルに合ったレンジ選びができますよ。
🔹 単機能レンジとは
- 仕組み:マイクロ波で食品を温める。
- 特徴:シンプルに「温め・解凍専用」。
- メリット:価格が安く、操作も簡単。
- デメリット:焼き色やサクサク感は出ない。

レンジはマイクロ波が食品の中の水分を小刻みに揺らし、その動きで熱が生まれて「食品の中からじんわり温まる」しくみです。
👉 ご飯やお弁当の温め中心ならこれで十分!
🔹 オーブンレンジとは?
- 仕組み:マイクロ波+ヒーター加熱。
- 特徴:温めに加え、グラタンやパン、ケーキなど“焼き料理”もできる。
- メリット:料理の幅が広がる。
- デメリット:本体サイズが大きめ、価格も単機能より高い。

オーブンは庫内全体が高温になり、ヒーターの熱で「食品の外からじんわり加熱 。」表面をこんがり焼き上げ、中までしっかり火を通すしくみです。
オーブンレンジには、オーブン機能のほかに「トースト機能」や「グリル機能」が付いているモデルもあります。
それぞれの違いや特徴については、こちらの記事で詳しくまとめています。 👉(オーブン・トースター・グリルの違いは?)
🔹 スチームレンジ(スチームオーブンレンジ)とは
- 仕組み:マイクロ波+ヒーター+スチーム(水蒸気)。
- 特徴:水分を活かして“しっとり仕上げ”。食材本来の旨みを逃さず、ふっくらする。
- メリット:ヘルシー調理や多彩な料理が可能。
- デメリット:価格が高め、サイズも大きい。水の補充や水滴の掃除が必要。

スチームはヒーター加熱に加えて水蒸気を使い、「 食品をしっとり仕上げる 」しくみです。パンの温め直しでは表面が硬くならず、蒸し料理やヘルシー調理にも活躍します。
👉 幅広い調理や健康志向の人にピッタリ!
📊 3種類のレンジを比較
種類 | 加熱方式 | 特徴 | 価格帯 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
単機能レンジ | マイクロ波 | 温め・解凍専用。シンプルで安い。 | 5,000円〜1.5万円前後 | コンビニ弁当や冷凍ご飯をサッと温めたい人 |
オーブンレンジ | マイクロ波+ヒーター | 温め+焼き料理+トーストも可能なモデルあり。料理もお菓子もOK。 | 1.5万〜5万円前後 | パンや料理を楽しみたい人 |
スチームレンジ | マイクロ波+ヒーター+スチーム | 水蒸気でふっくら。ヘルシー調理も可能。 | 2万〜10万円以上 | 幅広い料理や健康志向の人 |
🎯 選び方のポイント
- コスパ重視・温めだけでOK → 単機能レンジ
- 料理やパンの幅を広げたい → オーブンレンジ(特にトースト機能付きがおすすめ)
- 健康志向&オールマイティ → スチームレンジ
✅ まとめ
- 電子レンジは「単機能」「オーブン」「スチーム」の3種類。
- どれを選ぶかは “自分がレンジで何をしたいか” がポイント。
- 迷ったら「普段の食生活」を思い浮かべて選ぶと失敗しません。